« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »

2008年05月22日

携帯のオーバーホール

先日、契約しているauの携帯をオーバーホールしてもらうために送り出してきた。

今使っているのは東芝のW47Tという端末である。
ハイスヒード通信(Rev.A)対応とカメラ電話対応という2つのau初を備えながらも、一般向け携帯とほぼ同等の重量、auらしくないFOMAに似たデザインを兼ね備える野心的な端末であった。この端末に一目惚れして、購入したのである。
以上で東芝端末への賞賛終わり。

そのようなキワモノ近い端末であったのが災いしたのか、詰め込み要素が多すぎて最適化されずに製造ラインに乗ってしまったのかは不明であるが、発売と同時に主に2chの携帯機種板で不具合が多数寄せられた。
不具合は主に電池の持ちが異常に悪いという点と折りたたみ機構のヒンジのぐらつきであった。佐野は幸いにも買った当初はこのようなトラブルには見舞われなかったが、使い込んでくるうちにヒンジのぐらつきが発生してきた。いつか修理に出そうと思いつつも、その間のau貸し出しバックアップ機からメールなどのデータが移せないなどの問題もあり、先に先にと延ばしてきた。

ところが、日に日に事態は深刻化していき、ヒンジのぐらつきは大きくなっていき、今では、折りたたんだ状態を自己保持するのが難しいようにさえなってきた。そうして重い腰をあげてauショップに修理依頼を申込んだ次第。まだauの保証が24ヶ月も残っているのでおそらく無償となるとのこと。

そういえば、東芝製端末はこの端末で3台目だが、どんどん品質が落ちている気がする。
気のせいだとよいのだが…。

投稿者 佐野 : 03:44 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月20日

他愛の無い落書き

ゴールデンウィークということもあり、久々に東急ハンズでゆっくりと買い物をした。
東急ハンズでは様々な物を扱っているのだが、その豊富さ故につい色々な物を見てしまい、時間切れとなることが今まで多々あった。それから暫くは必要最小限の物を買うに留めていたのだが、先日はゴールデンウィークで時間的余裕もあり、今まで見ていなかったフロアなども観察することができた。

文房具売り場で色々と物を探していたのだが、ある文字が目に入った。それはペンの試し書き用の紙に書かれていて、
『あなたは今どこで何をしていますか。この空の続く場所にいますか。』
という文章だった。
その筋に鋭い方ならこのフレーズから元ネタが瞬時に割り出せるだろうが、残念ながら佐野はそうはいかず、どっかで聞き覚えのあるような……という状態がしばらく続いた。結局、自分では起想することができず、インターネットで探してみると、「ひぐらしのなく頃に」の『you』という歌の歌詞であることが判明した。
このようなサブカルチャーがここまで一般社会に浸透してきていることに驚きを隠すことが出来なかった。と同時に自分が直接関わっているのではないにしろ、このような文化が世間に出てきて申し訳なさというか、うしろめたさを感じた。

投稿者 佐野 : 17:13 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月05日

ゴールデンウィーク

日本ではこの時期の大型連休をゴールデンウィークと言うらしい。

高校時代、ゴールデンウィークに沢山の課題が学校がら出されたので、友人とそれを皮肉って『拷問ウィーク(Gomon Week)と呼んでいた。
大学に入ってからは、所属する大学の建立記念日や飛び石の平日が終日休講がゴールデンウィークの間に点在する平日に割り当てられているので、世間一般の人の休暇よりは連続していて長いと思う。今年のゴールデンウィークは初日に大学から依頼されたタスクがあったので、1日目はアパートで過ごしたが、それ以外の日々は帰省していた。

帰省の目的は双極Ⅱ型の治療計画を両親に理解してもらうことである。
一応、主治医との間では、大学生活を1年延ばして、無理にストレスが加わらないようにするという方針で計画が進んでいる。ただ、1年大学を伸ばすと、やはりそれなりの学費や生活費などそれなりの金額がかかってくる。結局、帰省してその旨を伝えると、やはり両親としては、自分が主治医であれば、そのように治療計画を立てるが、4年間で卒業してほしいとのことだった。無理をして持病が悪化する可能性も考え、結局、話はすれ違いに終わった。

この両親のダブルスタンダードな意見には閉口したが、人間、所詮利己的な生き物である。仕方ないのかもしれない。それとも、事の重大性が理解されていないのだろうか。
やはり精神科領域の病気は簡単に数値化できるものではないので、両親に限らず、そこら辺を理解してもらうのは大変である。

投稿者 佐野 : 02:40 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月04日

雅楽へのいざない

最近は4回生ということもあり、出席しなければならない講義は3回生までと比べるとかなり少なくなった。
無論、これは卒業論文執筆への時間的配慮もあるのだろうが、今まで色々と時間的に拘束されてきた友人らは大学生活を楽しんでいる。

佐野の場合は、まず病気療養が第一なのだが、時間的・金銭的余裕が生まれてきたので、気分転換を兼ねて新たに趣味を作りたいな、と長年思っていたので実行に移すことにした。
趣味は数多あれど、今まで一度は音楽系のスキルを身に付けたいと思っていた。どうせ音楽関係のであれば、日本の音楽を学びたいと思い、今回は雅楽で使われる篳篥(cf.Wikipedia)を習うことにした。篳篥は雅楽の中でも主旋律を担当する楽器ながら、やっている人は少ないという変わった楽器なのである。
雅楽自体、教えてくれる人や場所を探すのは大変である。龍笛などはその中でも比較的簡単に見つかる方だと伝え聞くが、篳篥を教えてくれる人を探すのには難儀した。結局、電車で1時間半近く移動した所にある某雅楽団体の代表の方に周1回のペースで教えてもらうことになった。ちなみにこの方、篳篥の演奏だけでなく、製作も出来るという凄い方である。

楽器がある暮らしからもう5年以上経っているが、果たしてどうなることやら。

投稿者 佐野 : 09:37 | コメント (0) | トラックバック

2008年05月02日

スティグマ

スティグマ [stigma] 【名】 汚点.汚名.恥辱.
一般的な用法としてはネガティブな意味でのレッテルに使われることが多い。

さて、佐野の主治医は院外処方で、所謂門前薬局で調剤してもらっている。ロヒプノールやハルシオン、過去ではリタリンなどの問題となりやすい薬を処方してもらっている関係でそちらの方が薬局に不審に思われない為である。今回、エリミン5mg錠という非常にマイナーな薬が処方されたのだがが、そのマイナーさゆえ薬局に在庫が無かった。問屋にはあるらしく、同じ系列の別の薬局で受け取ることになった。そこで、事件は起きた。
薬の袋には下記のような印刷がしてあったのである。

佐野様
医療機関:○○○○○クリニック
診療科:精神科
医師:○○ ○○先生

門前薬局では一応精神科ということで、診療科の部分が空欄になっているのだが、同じ会社でも薬局や薬剤師によって対応が違うのだろうか。いつもは下記のような感じである。

佐野様
医療機関:○○○○○クリニック
診療科:
医師:○○ ○○先生

この場合は、診療科が空欄になっていて、一見では精神科であることが分からない。医療機関名も精神科を匂わせる言葉が入っている訳ではないので、調べない限り精神科であることは判明しないよう工夫がされている。これは暗黙の了解らしく、一昨年精神科病棟(開放)に検査入院した後に薬を処方されたときもそうであった。その時のは下記のようだった。

佐野様
医療機関:○○大学付属病院
診療科:P科
保険医師:○○ ○○先生

診療科のPはPsychoの頭文字だと思われる。
逆にこういう表記の仕方だと不審に思われないかと当時は思ったが、今回の事件で、ダイレクトに書かれるよりはマシかと思った次第である。
昔よりは精神科に対する偏見が和らいだとはいえあるのは事実なので。

投稿者 佐野 : 00:26 | コメント (0) | トラックバック