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2008年05月05日

ゴールデンウィーク

日本ではこの時期の大型連休をゴールデンウィークと言うらしい。

高校時代、ゴールデンウィークに沢山の課題が学校がら出されたので、友人とそれを皮肉って『拷問ウィーク(Gomon Week)と呼んでいた。
大学に入ってからは、所属する大学の建立記念日や飛び石の平日が終日休講がゴールデンウィークの間に点在する平日に割り当てられているので、世間一般の人の休暇よりは連続していて長いと思う。今年のゴールデンウィークは初日に大学から依頼されたタスクがあったので、1日目はアパートで過ごしたが、それ以外の日々は帰省していた。

帰省の目的は双極Ⅱ型の治療計画を両親に理解してもらうことである。
一応、主治医との間では、大学生活を1年延ばして、無理にストレスが加わらないようにするという方針で計画が進んでいる。ただ、1年大学を伸ばすと、やはりそれなりの学費や生活費などそれなりの金額がかかってくる。結局、帰省してその旨を伝えると、やはり両親としては、自分が主治医であれば、そのように治療計画を立てるが、4年間で卒業してほしいとのことだった。無理をして持病が悪化する可能性も考え、結局、話はすれ違いに終わった。

この両親のダブルスタンダードな意見には閉口したが、人間、所詮利己的な生き物である。仕方ないのかもしれない。それとも、事の重大性が理解されていないのだろうか。
やはり精神科領域の病気は簡単に数値化できるものではないので、両親に限らず、そこら辺を理解してもらうのは大変である。

投稿者 佐野 : 2008年05月05日 02:40

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