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2008年02月17日

ジプレキサの広告

手元に何故かジプレキサのPTPシートがある。
別に怪しい交換会に行ったとか、そういう訳ではなく、今の主治医になる前の医師が何を思ったのか処方したのだ。効き目もよくわからなかった。

話は変わって、向精神薬の広告について。
佐野の診療所でもたまに向精神薬の広告が貼ってあったりするのだが、何か主張がマイルドすぎるというか、曇っているように感じる。世間の偏見とかも影響しているのだろうか。
そんな向精神薬の広告が見れるページを発見したので、紹介しておく。
ご自身も精神科の医師である精神科薬広告図像集である。
中でも英語のジプレキサのコピー(統合失調症と躁うつ病の2種類)が興味深いものだったので、その日本語訳を掲載しておく。

 - 統合失調症バージョン -
  私は尊厳のために戦う

  統合失調症であるということは、戦争のさなかにいるようなものだ。
  戦場は私の心。
  毎日、私は戦っている。
  見られているように感じずに人々の間ですごすために。
  受け入れられるために。
  快適でいるために。
  私であるために。
  病から解放されることはないだろう。
  しかし今日――少なくとも今日は――私は戦っている。

 - 躁うつ病バージョン -
  私は娘とすごすあと一日のために戦う

  私は躁うつ病だ。
  でも病に支配されるつもりはない。
  残りの人生を病と戦わねばならないというのなら
  私の医者と、家族と、友達の助けを借りて
  戦ってみせる。
  なぜなら、私は娘にとっていちばん大切な人だから。
  そして、彼女の母であるということは、私にとっていちばん大切なことだから。

『病から解放されることはないだろう』や『残りの人生を病と戦わねばならない』と言っているあたりが印象深い。日本ならもっとオブラートに包んだような物言いをするだろう。いかにもアメリカ的で興味深い。

投稿者 佐野 : 2008年02月17日 22:23

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