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2008年01月20日

Raven

佐野の住んでいる都市は都市部の近くに結構広い森がある。
その森を結構な数のカラスがねぐらにしているらしく、夕暮れの時間になるとカラスの大移動が見られる。それを小説風に描写してみると下のようになる。

もうすぐ世界は終末だ。
そう唐突な宣告を受けてどの位経つだろう。人々の動揺は最初激しかった。だが、今は諦めにも似たムードが漂っており、都市機能もそれなりに維持されている。
おもむろに腕時計に視線を落とす。針は5時過ぎを指していた。もうすぐ夕暮れである。
ふと空を見上げる。夕暮れ時で茜色に染まっている雲は、人々の心の内側を象徴するかのように鈍い色であった。そして上空にはカラスの大群。
何時の頃だっただろうか。世紀末という風景を予想したことがあったのだが、今の風景はまさにそれとよく似ている。
上空を飛び回るカラスの大群と喧騒。鈍く彩度の低い空。不気味なほどまでに終末をよく表していると思う。

こんな感じです。描写が下手なのはご容赦を。
偶然にも、その森の近くにハブ的な役割を果たしている駅があり、佐野も時々利用しているのだが、夕暮れ時にはカラスの大群に遭遇することがある。雲低が低い曇り空の夕方には本当に世紀末を思わせる風景と遭遇するのである。
カラスに悪気は無いのだろうし、最近は慣れたのだが、初めてこの都市に来た頃は少々不気味に思ったのだった。

投稿者 佐野 : 2008年01月20日 21:55

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